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Newton KeyboardをUSBで復活させる

      2015/11/14

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Newton Keyboard (USB)
1998年頃に購入していた Apple Newton Keyboard を持っている。小さくて、しっかりしたタイピングができ、ケースも付いてて持ち歩くのにちょうど良い大きさなのだが、肝心の Newton はとっくの昔に永眠したので、しばらくは Palm Pilotに繋いで使っていた。しかし、Palm Pilotも、5年前に永眠したため、放置されていた。

最近(でもないけど)、このキーボードをUSBに変換してしまおう、という方がおられて、そのサイトを参考に自分でも作ってみた。

やってみたらとても簡単だったので、簡単に報告する。但し、私は一切の責任を持たないので、お試しされる方は自己責任でよろしく。

  1. 買い物
    1. Strawberry Linuxで、Da Vinciを購入する。
    2. AitendoでPHR-6端子付きケーブルを買ってくる。
    3. ミニUSB-Bケーブルを買ってくる。長さはお好みで。私はStrawberry LinuxでDaVinciと一緒に購入した。色は見ての通り白である。しっかりしたケーブルなので薦められる。
  2. 準備
    1. Arduino IDEをインストールする。Mac OS X, Windows, Linuxなど、大抵のデスクトップで動く。私はFedora 18 (X86_64)を使っている。
  3. ソフトウェア
    1. Arduino IDEでSketchを描いて書き込む。私のソースはここに置いてくので参考に。バグがあっても責任は持たないが、コメント貰えると嬉しい。
  4. ハードウェア
    1. PHR-6ケーブルのケーブルのうち、1,3,5を残して取り外す
    2. DaVinciとケーブルをハンダ付けする。DaVinciには、ピンヘッダはハンダ付けせずに、ケーブルを直接端子にハンダ付けする。PHR-6コネクタの1番をDaVinciのGND(1pin,17pin,34pinのどれか)に、同じく3番をD2(6pin)、5番を5V(2pin)に繋ぐ
    3. DaVinci

  5. 組み込み
    1. キーボードの裏蓋を外して組み込む。DaVinciは両面テープで貼り付けただけである。写真参照
      組み込んだ様子
  6. 動作確認
    1. 適当なマシンに繋いで動くことを確認する。デバイスも確認。Mac Book Airに繋いで確認した。
      デバイス
  7. 現在の課題など
    1. 矢印キー以外のキーリピートができない。ソフトウェアで工夫することは可能。
    2. キーが足りない。普通に使うESCが無いので、option+`で代用している。
    3. DaVinciのままなので、親機に余計なデバイスが見える。
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